こんにちは。10月の列車です。
2022年2月16日(水)、千葉県の房総各線のうち、主に成田線、総武本線方面を回る大回り乗車に行ってきました。内房線・外房線と違って 道中海は見えないのですが、途中で我孫子駅名物の巨大な「唐揚げそば」を食べたり、駅ナカの充実している千葉駅では日用品の買い物をしてしまったり…と、色々な意味で充実した旅になりました。
なお、この記事は2021年3月改正ダイヤ、つまり過去のダイヤに乗って大回り乗車しています。現在は列車の時刻が変わっていますのでご注意下さい。
新秋津発、国分寺行き 220円の旅
それではまず、乗車した列車の時刻などを書いていきます。ぜんぶで普通列車6本、特急列車2本に乗りました。
新秋津11:43発→(武蔵野線1109E 各停南船橋行き)→新松戸12:32着12:36発→(常磐線1161S 各停我孫子行き)→我孫子12:49着13:47発→(成田線855M 普通成田行き)→成田14:28着14:41発→(成田線2453M 普通銚子行き)→松岸15:53着15:54発→(総武本線368M 普通千葉行き)→千葉17:36着18:28発→(内房線187M 普通上総湊行き)→蘇我18:33着19:08発→(京葉線 特急わかしお20号 東京行き)→東京19:40着20:56発→(特急成田エクスプレス50号 八王子行き)→国分寺21:45着
運賃:220円(紙のきっぷ)料金:わかしお680円+成田エクスプレス830円(チケットレス) 合計1730円
新秋津から武蔵野線、常磐線各停で我孫子へ
まずスタート駅の新秋津で、紙のきっぷを購入しました。いつもICカードで大回り乗車をしていたので、きっぷで大回りするとどうなるか試してみたかったのです。新秋津から国分寺まで、220円のきっぷを購入して出発です。
武蔵野線も常磐線各停も、10分間隔でどんどん電車がやって来るので、どれに乗ろうか迷ってしまいますね(笑 成田線の時刻を考えると、もう少し遅い時刻の電車でもよかった気もしますが、今回の旅も、途中駅で写真を撮る「取材を兼ねた旅」でしたので、まぁ余裕があるのはいいこと、ということで。12:49、ちょうどお昼時に我孫子駅に到着です。
我孫子駅といえば「弥生軒の唐揚げそば」!
このブログをご覧の方なら聞いたことぐらいはあると思いますが、我孫子駅のホーム上にあるおそば屋さん「弥生軒」では、名物の「唐揚げそば」が食べられます。この唐揚げそば、とにかく唐揚げが超巨大なことで、鉄ちゃんの間では超!有名なんです。そばは普通の大きさですが、唐揚げがどれぐらい巨大かは写真を見て下さい!これで400円台とは信じられません。
満腹まんぷく!美味しくいただきました。
レア車両「East-iE」を目撃!
唐揚げそばを食べ終わって成田線を待っていると、JR東日本さんの在来線電化区間の線路や架線を検測して回っている検査車両「East-iE」の姿が!これと非電化区間用のディーゼルバージョンの2本しかいないので、見られた方は超ラッキーですよ!
成田線を乗り継いで松岸まで
さて、満腹になったところで成田線に乗り換えます。成田線は佐倉~松岸を結ぶ「佐松線」、我孫子~成田を結ぶ「我孫子線」そして成田~成田空港を結ぶ「空港線」の3つに分かれていますが、大回り乗車では「空港線」には乗れません。なぜなら行き止まり路線だからです。
我孫子駅から乗り込む「我孫子線」は、常磐線快速と共通のE231系電車が使われるため、車内トイレがありません。本数も30分間隔なので途中でトイレに降りるなんてことがないよう、気を付けましょう。一部短い5両編成もありますが、私の乗った列車は10両編成なので終始ガッラガラでした。がらがらな車内ってなんか、いいですよね。
成田駅からは「佐松線」の銚子行きに乗り換えます。209系の6両編成がすでに待っていました。ボックスシートを確保してのんびり待ちます。発車時刻近くになって、先程見掛けた「East-iE」が成田駅にやってきました。
銚子行きに乗って車窓を眺めていると、至る所で撮り鉄さんを見掛けます。たぶん私の乗った銚子行きの後を追ってEast-iEがやってくるのかな?と思いました。いい写真がみなさん撮れたかな? 車内はのんびり程よく空いていて、6両もあるのがなんと贅沢な…と思いながら、銚子駅のひとつ手前の松岸駅をめざします。ブログのタイトルやプロフィールの画像もこの列車の中で撮りました。
総武本線に乗り換えて千葉駅へ
松岸駅では乗り換え時間が1分しかない!大丈夫? と思っていましたが、たぶん大丈夫だろうという読みは当たって、無事乗り継ぎが出来ました。
松岸駅は2面3線の構造になっていて、駅舎に面した1線のホームと、残り2線の島式ホームという構成になっているのですが、1分しかないこともあり、両列車を島式ホームにて接続させてくれていました。ありがとうございます千葉支社さん!パパッと写真撮って乗り込みます。
千葉行きは4両編成でした。夕暮れの田園風景の中を千葉駅にむかってひた走る209系。成東や八街からは多くの乗客や学生さんが乗ってきます。夕方のラッシュ時ですからね。
千葉駅でお買い物!
千葉駅に着いたら、取材を兼ねた旅なので駅ナカをたくさん写真に撮っていたのですが、駅弁のマンヨーケンさん以外にもお弁当のお店が沢山あるのですね。
そしたらちょうどマツモトキヨシがあったので、家に洗剤とか無かったのを思い出し、買い込んでしまいました。大回り乗車中に洗剤などの日用品を買う人なんて私以外にいるんだろうか?いたら名乗り出て下さい!(笑 そして内房線列車で蘇我駅に行き、蘇我でも駅ナカの写真を撮影しました。
蘇我駅から国分寺まで特急2本乗車
蘇我からは、京葉線経由で東京駅に向かう外房線特急「わかしお」に乗車します。車両は255系。特急「わかしお」のほとんどはE257系500番台ですが、一部だけは255系での運転なのです。今回ももちろん、えきねっとチケットレスサービスで指定席を取りました。2号車は私以外だれもいませんでした(笑
京葉線を走っていると、隣は高速道路。走る車を追い越していく私の乗った255系がとても優雅に見えました。ほんの30分ですがいい雰囲気でした。
東京駅で長い通路を動く歩道に連れられて、駅ナカで夕食を食べた後は再び違う方角の地下に潜り、成田エクスプレス50号の八王子行きに乗車してラストを飾りました。さて、紙のきっぷで今回は大回りしていますが、国分寺駅で無事出場は出来るのか?
ゴールの国分寺駅で「ピンポーン!」
さて結論から言いますと、国分寺駅の改札機にきっぷを入れたら「ピンポーン」!
正しいきっぷを投入したのに、扉が閉まって弾かれてしまいました。改札を入ってから長い時間が経っているから、不正乗車防止のためにこうしているのだと思います。
こうなったら仕方ないですね。覚悟を決めて?駅員さんのいる有人改札へ。駅員さんにきっぷを見せて「大回り乗車してきたんですけど、改札機を通れませんでした。運賃合っていますよね?」と状況説明。すると「合ってますね、どうぞ」と通してくれました。
たまたま優しい駅員さんだったのかなと思いますが、めっちゃ心配だっただけにちょっと拍子抜けでした。ネットを見回すと「怒られた」という方もいらっしゃるのでもし怒られたらどうなるんだろう?という気もしますが、やっぱり怒られるの怖いので今後はICカードで大回りしようと思います(笑
紙のきっぷとICカードどちらで大回りした方がいいかに関しては、こちらの記事もご覧ください。
まとめ:きっぷで大回りは一長一短
いかがだったでしょうか。
我孫子駅のホームにある「弥生軒」の唐揚げそばの唐揚げは、本当にでかい。千葉駅など一部の駅では、ほんとうに店が充実しているので、それこそ私みたいに日用品の買い物もできる。そして、きっぷで改札を入ってから長時間経つと、正しいきっぷでも扉が閉まるので駅員さんのところに行かねばならない。という事です。
皆さんも大回り乗車の際、ICカードかきっぷを買うかはよく検討してから決めて下さいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。